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終わりなき物語

就職

私のセールスポイントは何事にも諦めずやり遂げることです。
何事にも諦めずやり遂げることが養われたのは小学1年生から中学3年生まで書道に通っていた経験からです。
私は、左利きであったので書道教室に利き手を右手に直すために通っていました。通いたての頃、どうしても手が震え自分の名前が上手く書けず、右利きの子は30分で終わるところを、私は1時間以上かかってしまい何度もやめようと思いました。
しかし、自分に負けるのが嫌で必死で練習しました。
その結果、小学4年生の頃に初めて小野道風展で入選を頂き本にも載ることになりました。
それ以来、努力すれば必ず結果が付いてくることを知り中学卒業まで書道を続けることができました。
この経験が大学の実験レポート作成に生かされました。
大学1年の時、分析化学実験と工学基礎実験を履修し一週間で2つの実験を受けることになりました。実験は2人1組のペアで「ペアの子に負けないレポートを作ってやる」と意気込んでレポートを作成しましたが結果は惨敗でした。
さらに、週に2回あることから初めの頃はレポート作成に追われ疎かになってしまいました。
そこでより効率良く、より質の良いレポートを作成するために以下の4つを改善しました。
1.実験1週間前に実験に関する本を借りる。
これにより、同じ学科の人に借りられる前に本を借りることができ、図書館に行く時間を節約できました。
2.知り合いのおじさんにエクセルの本を借り、自分のよく使う機能をマスターしました。
3.実験ノートに目次・ページ数を作る。
これにより、どのページに何の実験をしたかを目次で確認できるようになりスムーズにデータ整理を行うことができました。
4.実験の前に前以上に予習を行った。
これにより、実験から予想される結果、実験の目的、考察などが実験前に分かり理解を深めることができ、事前に予習しているおかげで予定時間よりも早く終わり、帰りにデータ整理を行える時間が作れました。
この4つを改善することにより、春学期終わりごろにはペアを組んでいた子よりもいい点数をもらうことができました。
さらに、時間に余裕もできたため、ティーチングアシスタントの大学院生と討論することもでき、より質のいいレポートができました。
この経験を通して、何事にも諦めず最後までやり遂げれば結果は後から付いてくるということを感じました。
社会に出ても、この諦めない気持ちを大切にし、より良いものを求めていく意識を忘れずに努力します。


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